N-3Bは冬のバイク用アウターとしては寒いのではないのか?

ミリタリージャケットとして人気のあるN-3B。

元々軍用として使われてきた防寒着なので暖かいアウターです。

しかし、冬のバイク用アウターとしてならどうなのでしょうか?

結論:おすすめはしない

軍用としてのN-3Bはありかもしれませんが、一般で売られているN-3Bはなしです。

その理由は一般で売られているN-3Bはあくまでファッション用だからです。

「ファッション用だと何がいけないの?」

と思うかもしれませんが、その理由は3つあります。

N-3Bがバイク用に向かない理由1寒いから

N-3Bはアラスカなどの寒冷地で米軍が使用していた防寒着です。

なので防風性能、保湿性は抜群に高いです。

ですが、それはあくまで軍用の物。

ファッション用でのN-3Bも防風性能と保湿性は高いですが、さすがに本物ほどでは無いです。

バイクで走行中は常に風を受けています。

そんな状態だと、N-3Bの防風性能でも風は少しとはいえ、入ってきてしまいます。

バイク用のジャケットでないと厳しいでしょう。

N-3Bがバイク用に向かない理由2プロテクターが付けられない

普通のN-3Bだと当たり前ですが、プロテクターが付けることが出来ません。

あくまで個人的な考えですが、バイクでどこか遠くへ行くときは必ずプロテクターを付けるべきだと思っています。

その理由は、バイクは車のような安全機能(エアバックなど)がほぼなく、事故を起こした時に守ってくれるものがヘルメットくらいしかないからです。

そのため、個人的にはプロテクターの付いたジャケットは必須だと考えています。

N-3Bがバイク用に向かない理由3シンプルに高い

すでにお持ちの方は関係ないですが、今から買おうと考えている人にとっては正直高い買い物なのではないでしょうか?

もちろん、ファッションとしても欲しいというのなら全然アリですが、バイク用に考えているなら、辞めておいた方が良いです。

僕がアマゾンで調べてみたところ、安いものはもちろんありますが、それでもほとんどは3万円くらいします。

それなら、同じくらいの値段でバイク用のN-3Bを買った方が良いです。

これはバイク用のN-3Bなので防風性能と保湿性能は段違いです。

普通のN-3Bと比較してもお値段は一緒くらいなので、バイク用として新たに購入したいという方はこちらの方が良いです。

それでもN-3Bをバイク用で着たい場合は?

すでにお持ちの方や、普通のN-3Bをバイク用として購入したい場合は、工夫して使う必要があります。

その場合、以下の2点に対策をする必要があります。

1.寒さ対策

2.プロテクター対策

N-3Bをバイク用で着るための対策1寒さ対策

N-3Bの下にもう一枚防風性のある服や、保湿性の高い服を着ると良いでしょう。

バイク用の商品にはこんなものもあります。

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これはアウターの中に着るタイプ物で、防風、防寒の機能があります。

また、意外と見落とされがちですが、肌着を暖かいものにしたり、1枚追加するのも効果があります。

こういったインナーを追加することで保湿効果を高めて暖かい状態を維持してくれます。

N-3Bをバイク用で着るための対策2プロテクターを追加する

プロテクターにはジャケットに仕込むタイプと装着するタイプがあります。

この場合、使用するのは装着するタイプです。

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これを中で装着すれば安全性も高くなるのでお勧めです。

「胸だけで良いの?」

と思われるかもしれませんが、バイク事故で衝撃を受けた時、死亡率の最も高い箇所が「頭部」と「胸部」です。

死亡率を下げるためにこの2か所を守ることは非常に重要です。

万が一のためにも胸部プロテクターを持っておきましょう。

最後に

再三言いますが、ファッション用のN-3Bをバイク用として着る事はお勧めしません。

ですが、実際にバイクで着ている人もいるのも事実。

そういった方は、工夫して使うようにしています。

もしくはバイク用のN-3Bを着ているでしょう。

これから購入する方の選択肢は以下の2つ。

1.バイク用のN-3Bを購入する。

2.胸部プロテクターと暖かいインナーを用意する

既にファッション用のN-3Bをお持ちの方は2の選択肢になるでしょう。

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